名著で理解する2つのスイングタイプ 「one plane」と「two plane」

本には「古典」という、古くに書かれた名著というものが存在しています。
古典とは長年月にわたる批判に耐えて伝えられ、現代でも文化的価値の高いものを言いますが、ゴルフレッスンにも「古典」と呼ばれるような本がいくつかあります。


The Plane Truth for Golfersの内容

スイングのファンダメンタルを説いたハーヴィー・ペニックの「Little red book」や、ゴルフコーチングの基礎になったベン・ホーガンの「モダンゴルフ」、そして今回紹介するのは古典というには新しい2005年に出版されたJim Hardyの「The Plane Truth for Golfers」です。

PGAティーチングオブザイヤーも獲得した全米トップコーチであるジム・ハーディが、様々なゴルファーを研究した結果、ゴルガーには大きく分けて、「1プレーンスイング」と「2プレーンスイング」という2つのタイプがあり、どちらのスイングにも素晴らしいプレイがーが存在していて、どちらが正しいということはないという事を説いています。

世の中には多くのゴルフ理論が存在していて、コーチによってそれらの理論が異なるのは、この2つのスイングスタイルには決定的な違いや、それぞれに根本的に異なる部分が多く、それらが混同されると良い結果につながらないということを証明しています。

1プレーンスイングと2プレーンスイング



1プレーンスイングは、肩の回転と腕の回転が1つの面 (面が一つのプレーン) で体の回転と腕の回転が同じ面にあり、モダン・スイング(ベンホーガンがスイングは1枚の板の上をイメージしてというのが由来)とも言われます。
一方で2プレーンスイングでは、ボールの比較的近くに立ち、ポスチャーでの前傾は浅く、肩はほぼ水平に回転し、腕はアップライトで肩とは異なった面 (プレーン) を回転して、高いフィニッシュを取るクラシック・スイングです。

現代のゴルフ理論は1プレーンスイングが主流

1プレーンがモダン、2プレーンがクラシックと言われるように、現代では1プレーンのスイングが主流になっています。
これはクラブが進化したことで低重心化が進み、入射角の浅いスイングの方がパフォーマンスが出やすくなったからだと推測されます。

一方で、2プレーンのプレイヤーが居なくなったかというとそうではなく、今だに多くのプレイヤーで2プレーンのスインガーは存在しています。バッバ・ワトソンやアダム・スコットといった名プレイヤーもそうですね。

1プレーンと2プレーンの説明についてはまた追って記事にしたいと思いますが、一つの正解にこだわることなく、上達には様々な可能性があることを覚えておいてください。

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投稿者:

大矢隆司(Takashi Oya)

ゴルフコーチ、日本とタイを行き来しながら新しいワークスタイルも研究中です。 詳しくはプロフィールページをご覧ください。

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