お友達の藤野さんに声をかけてもらって、Visionet(ビジョネット)さんが主催し、藤野さんが講師をつとめる『AI経営塾』で「サクサクデジタルワーク」の講師として登壇させていただきました。
参加者は経営者や、経営者の右腕となる現場で実務を行う担当者の方々です。
デジタル(特にAIやRPA)を使って、働き方を効率化してもっと幸せというものに向き合いましょうというお話です。
当日はチェンマイにいたので、Zoomを使ったオンライン登壇でした。
藤野さんと、藤野さんの著書、そして今回のセミナーの中で題材となっていたアフターデジタルについてのお話はまた機会を作って書かせてもらいます。
そもそも何でワタシみたいなもんにこんなオファーをして頂いたかというと、藤野さんがタイに遊びに来たときに、一緒に遊んでる最中もワタシがスマホで仕事をしている姿を見て「ゴルフしたり、タクシー乗ったりしてる時でも、サクサク仕事できて良いね。どんな風にやってるのー。」と、さすがワークスタイルクリエーターなので、働き方に敏感な藤野さんが興味もってくれて、仕事柄出張が多いので、こういう仕組みでやってるんですよーという話から、それ面白いから紹介してよってことで、こんな話になりました。
ワタシからお話したのは
1.)オフィス機能というのは、大きく分けると「コミュニケーション」と「マネジメント」に分類されていて、そのほとんどはアプリによって代替が可能であることを実際に私たちがつかっている仕組みをご紹介しました。
2.)その上で、便利によって生産性が上がって生み出された時間をより人間らしい活動、クリエイティブ(創造的)な活動の時間に当てられる。これは読書をしたり、セミナーに行ったり、新たな趣味を見つけてコミュニティを作ったり、旅行や家族との時間によって得られる充足感に繋がり、結果的に「新しいことに挑戦しよう」とか「これ面白そうだからやってみよう」みたいな話になるんだと思います。
基本的に新しいことって余裕がないと取り組めないので、余裕=時間を生み出すということをデジタルで効率化することが大切ですね。
3.)そして導入するにあたってもっとも大切なことは、意思決定者の「スピード」と「覚悟」です。という話。意思決定権を持ってる人がチャットに反応しないとか、コメント入れないとか、レスしないとか、だと誰も使わなくなるので、とにかくスピードとライブ感を大切にしないと導入は難しいです。という話をしました。
ワタシなんかが説明しなくても、みんながその重要性も、そして実現可能なことも、何が障壁になっているのかも、分かっていることのような気がします。
今の日本の問題点は運悪く超高速変化時代に高齢化を迎えてしまったということだと思います。
これについてはまた。