カジュアルゴルフ2019.08号コラム『ゴルファーのトレーニングでジョギングやウォーキングがもたらす効果が意外に大きい!?』

月刊カジュアルゴルフさんに連載している記事を公開しております。

月刊カジュアルゴルフのウェブマガジンはこちらからご覧になれます。

皆さんは普段ウォーキングやジョギングをしていますか?
先日同級生のプロゴルファーと話していてトレー二ングの話題になりジョギングをする選手が多いという話になりました。

最近では多くの選手がウェイトトレーニングで鍛えて飛距離や精度を高めているのをご存知の方も多いと思いますが、ゴルフは歩行とスイングという2つの運動がメインで、そんなに体力を使うイメージがなく、果たしてジョギングがプレーの成果にどのような影響を与えるのかという疑問をいただく方も多いと思います。

実は成人の安静時心拍数(安静にしているときの心拍数)は、男性で60~70bpm程度、女性で65~75bpm程度と言われています。そしてゴルフのプレー中にこれがどのくらいになるかというと、110〜125bpm程度まで上昇すると言われています。
スイングをするとここからさらに10程度上がるので、18ホールのラウンドをすると私たちの体は低強度から中強度の運動を4-5時間続けている状態になります。

ジョギングには長時間パフォーマンスを持続する持久力を向上させたり、有酸素運動は毛細血管を発達させて筋肉にとどまる老廃物や代謝物を循環する効果が期待できることから、疲労から回復する機能を高めると言われています。

ラウンド後半になるとスコアが乱れるという方や、ゴルフの翌日に疲労が残るという方は、まずは40分程度の軽いウォーキングを日常に取り入れることで改善できますよ。

この記事を書いた人

ゴルフ活動家
ゴルフビジネスに特化したコンサルティング、ゴルフ場のオーナー代理人、ゴルフコース改修プロジェクトマネージャー、人材育成のためのコーチング、セミナーや執筆をしてます。詳しくはプロフィールページをご覧ください。

目次
閉じる