ゴルフ人口増加のポイントは大学生のゴルフ授業にあり?

月刊カジュアルゴルフさんに連載している記事を公開しております。

月刊カジュアルゴルフのウェブマガジンはこちらからご覧になれます。

4年前から講師をさせていただいている大学のゴルフ授業を実施しました。学生たちは合計15コマの授業を3日間の集中講座で受けることで単位が認定されるプログラムです。

小学生から高校生までのジュニア世代の育成に関しては多くの団体や個人がジュニアゴルファーの育成を目的に活動をしています。これは子供の頃からゴルフを始めることで将来のゴルファーを増やすことや、スターを輩出しゴルフ産業の発展に寄与することが目的となっています。

しかしゴルフ場や練習場までの送迎、ジュニア用のクラブの手配、ゴルフ場の利用料やレッスンの費用などの負担については保護者もしくは団体や個人が担い、私たちコーチもボランティアで活動をすること多いため、持続的かつ積極的に行うことが難しいという現状があります。

一方の大学生の場合、すでにアルバイトなどでお小遣い程度の収入があり、自分で公共交通機関や車を運転しての移動も可能、さらにクラブも成人用でOKとジュニアに比べてデビューに対する手間が圧倒的に低い上に、数年後には社会人となり消費者としてゴルフを楽しんでくれる可能性があります。
ジュニアの育成にかかる時間や費用などを考えると、じつは大学生の方が圧倒的にゴルフ人口を増やすという目的においては効果が高いように思います。また学生も就職後の先輩や上司との交流機会としてゴルフを前向きに実習していて双方のニーズも合致します。

まだまだマイナーな活動ですが、こうした機会を通じて少しでも多くのゴルファーを育成できればと思っています。

コンサルティングやセミナーのご依頼については「お問い合わせ」からお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

ゴルフ活動家
ゴルフビジネスに特化したコンサルティング、ゴルフ場のオーナー代理人、ゴルフコース改修プロジェクトマネージャー、人材育成のためのコーチング、セミナーや執筆をしてます。詳しくはプロフィールページをご覧ください。

目次
閉じる