月刊カジュアルゴルフ7月号に掲載されたコラムです。
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ゴルフで運動不足解消?プレー時の歩行がもたらすゴルフの健康効果
コロナウィルの影響で在宅ワークで出勤がなくなったり、外を出歩き機会が減ったりと運動不足を感じる方が増えているようです。
ゴルフは感染リスクが低いスポーツとして世界でも注目を集めていますが、その運動効果はどの程度なのでしょうか?
アマチュアゴルファーがプレーする一般的な6300ヤードのコースをプレーした場合、カートに乗らずに歩行をするとその距離は約8.5kmにもなるそうです。
初級者と上級者を比較した場合では5%程度上級者の方が歩く距離が短くなりますが、意外と変わらないということにも注目です。
身長170センチの平均的な歩幅だと18ホールで11,000歩以上を歩く計算になり、これは成人1日の平均歩数の約2倍に相当します。
またアメリカの健康専門誌の記事によると、中年男性のゴルフをプレー中の平均心拍数は108(範囲92-121)拍/分でカロリーコストは4〜6kcal/分で18ホール中の総エネルギー消費量は約960kcal以上になったそうです。
ジムで1時間程度のワークアウトを行った場合300kcalから多くても500kcal程度しか消費しないと言われているので、感染リスクも低く、低強度でしかも楽しみながら運動できるという点では非常に優れている運動と言えます。
「新たな日常」のなかで限られた運動機会として注目を集めるゴルフ。せっかくなので積極的に歩いてプレーをしてみてはどうでしょうか?
ただし、私がよく注文するカツカレーは1100kcalあるのでダイエット目的の方は食事にも注意しましょう(笑)