月刊カジュアルゴルフ8月号に掲載されたコラムです。
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今年の全米プロは最年長50歳でフィル・ミケルソン選手が優勝して話題になりましたが、彼のインタビューの中で競技中の集中力を維持することを目的として、1日に36ホールをプレーする練習を重ねたというコメントがありました。
私も学生時代に合宿で1日に3ラウンドをしたことがありますが、クタクタになって最後は何ホール目なのか分からなくなったことを覚えています(苦笑)
皆さんは1日に最高どれくらいゴルフをしたことがあるでしょうか?一般的には18ホールの後にせいぜい9ホールを追加で回るというくらいだと思いますが、今年の6月に44歳のスイス人のゴルファーユルク・ランデガーさんは約12時間でなんと252ホールをプレーして以前のギネスレコードを31ホール更新しました。全長6,472ヤードのパー72のコース14ラウンドしたことになります。ゴルフクラブは7番アイアンだけを持ち、総距離約93キロを走ってプレーしたと言いますから、かなり過酷なチャレンジだったと思いますが、さらに驚くのは後半の7ラウンドではボールを一つもなくさず、最後の14ラウンド目のスコアは7番アイアンのみで90だったというから圧倒されます。
長時間練習やプレーについては近年のスポーツ科学の世界では否定的な意見も多くありますが、大好きなゴルフなら自分の限界までプレーしてみたいと思うゴルファーも多いのではないでしょうか?
これを機に日本でも回り放題プランや1日36ホールプランが出来ると面白いかもしれませんね。