行く人、来る人

今年もGEN-TENの年末のイベントMOGパーティーが終わりました。

「MOG=Meet on the Green」は、”ゴルフ場で会いましょう”という意味で作ったGEN-TENの合言葉です。
コースレッスンの会社らしく、お客様も、コーチも、みんながゴルフ場でゴルフを通じて出会い、縁を育む様子を表しています。

私は採用予定のコーチの面接をいつもゴルフ場で行なっています。
これもMeet on the Greenですが、ゴルフ場で面接を行う目的の一つは、レッスンの見学を兼ねるので採用予定者に実際の仕事風景を見てもらえるということもあるし、コーチの打球技術やウェアの着こなし、コース上での立ち振る舞いを見ることも出来るので一石なんちょうもの効果があります。

来年から就業予定のコーチも、先日コースで面接をしました。
GEN-TENに応募してくるコーチは、競技での実績があってプレーヤーとしても実力のあるコーチが多いです。
コースというフィールドが、ゴルフを本格的にやりこんだコーチにフィットするのでしょう。

もちろんレッスンの技術的にも、コースでのデモンストレーションはスタジオよりも様々な状況に対応しなければいけない分だけ難しいので、選手上がりのコーチは大歓迎です。

入ってくるコーチは、このあとにコーチとしての心構え(マインド)、接遇、コミュニケーション、そして仕事をスムーズにこなすためのITのスキルを身に着ける研修をします。

こうして新たに入ってくるコーチがいる一方で、今回は卒業するコーチを送り出しました。
多くのゴルファーの上達に貢献した優秀なコーチが去ることは、会社としてももちろん、ゴルフ産業全体からして寂しいことですが、ゴルフコーチとして学んだ知識や技術が新たな会社でも役に立つとしたら、ポジティンブにとられれば私たちの仕事が人材育成業という観点から見れば成功したとも言えるのかもしれません。

来る人を育て、行く人に感謝する。
この繰り返しが、ゴルフ産業、社会に貢献できることなのかもしれません。

この記事を書いた人

ゴルフ活動家
ゴルフビジネスに特化したコンサルティング、ゴルフ場のオーナー代理人、ゴルフコース改修プロジェクトマネージャー、人材育成のためのコーチング、セミナーや執筆をしてます。詳しくはプロフィールページをご覧ください。

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