毎年4月第2週に開催されるマスターズ・トーナメントですが、ゴルファーなら誰もが一度は観戦に訪れたいと思うのではないでしょうか?
実はマスターズの観戦チケットはアメフトのスーパーボールに次いで世界で2番目に入手が難しいと言われているスポーツチケットです。
私自身も2015年に一度マスターズ観戦に行っていますが、今回はGolf.comに投稿されていた「Want Masters tickets? Here’s how to apply for tickets for the 2023 Masters」の記事を参考にしながら、自身の経験も踏まえてマスターズ観戦チケットの獲得方法について書いてみたいと思います。
マスターズ観戦チケットの獲得方法は3つ
マスターズ・トーナメントは1日の観戦者数が5万人以下になるように調整されています。日本の男女国内ツアーの観戦者数が1日3000-5000人程度ですから、かなりの人数と思いますが世界中からゴルフファンが押し寄せますから、まさにプレミアチケットと言えます。
マスターズの観戦チケットはオフィシャルには3通りあります。
1. 公式サイトからの抽選で購入
2. 旅行会社のパッケージで購入
3. オンラインのセカンダリーマーケットで購入
4. その他
公式サイトからの抽選
マスターズのチケットは通常毎年6月1日から20日の20日間で来年開催分のチケット抽選販売へのレジストレーション(登録)が行われます。運良く当選すると練習ラウンドは75ドル、本戦は115ドル(2022年の価格)で購入することが出来ます。
ちなみに写真撮影が可能なのは練習ラウンドのみなので、オーガスタに訪れた記念に写真を撮りたいと思う方は練習ラウンドから見ることをおすすめします。
旅行会社のパッケージで購入
日本国内からオーガスタがあるアメリカのジョージア州までの移動、さらにはトーナメント開催期間中の近隣のホテルなどもセットになった旅行パッケージが売られています。こうした旅行パッケージに含まれている観戦チケットは特定のパトロンから転売されているもので、航空券、ホテル、観戦チケットがセットになった旅行商品は120万円〜150万円程度で販売されています。
セカンダリーマーケットで購入
日本のメルカリのようなC2Cプラットフォームは世界中に広がっているため、こうしたサービスを利用してチケットを手に入れることができます。
アメリカの調査会社のデータによると2020年のマスターズ・トーナメントのセカンダリーマーケット(転売市場)での平均取引価格は2379ドルでした。
定価の20倍の価格で取引されているというわけですから、かなりのプレミアムチケットということが分かります。
その他
この他にも、ボランティアに応募する、スポンサーになる、メディアとして取材をするなどの裏技もありますが多くの人にとっては現実的ではないかもしれませんね。
会場周辺には禁止とされているダフ屋もいますが、こちらも不確実&イリーガルなのでオススメできませんが、購入経験のある方の話を聞くと意外と安く手に入れられるそうです。
まとめ
実際に私がマスターズを観戦した際は、チケットの転売サイトでチケットを入手して、航空券やホテルなども自分で全て手配して、アトランタからレンタカーでオーガスタまで運転していきました。それでも旅行会社のパッケージ価格の半分(70-80万円程度)かかりましたので、その労力を高いと思うか安いと思うかはフトコロ次第という感じでしょうか。
誰もが平等に手に入れられる方法としては、公式サイトでの購入がまずは最も安価で平等な方法なので、ぜひ運試しのつもりで挑戦してみてください。