名著の中にもゴルフ上達のヒントは存在しています

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ゴルフの上達を目指すがあまり多くの情報に混乱してしまい自分のスイングや上達方法を見失ってしまいそうな時は本を読んでみてはどうでしょうか?

特に古くに書かれた名著の中には長年月にわたる批判に耐えて伝えられ、現代でも色あせない価値の高いものが多くあります。ゴルフレッスンにも「古典」と呼ばれるような名著がいくつかありますが、Jim Hardyの「The Plane Truth forGolfers」はその中の一つです。

この本では世の中には多くのゴルフ理論が存在していて、コーチによってそれらの理論が異なるのは、それぞれのスイングスタイルに決定的な違いや根本的に異なる部分が多く、それらが混同されると良い結果につながらないということを証明しています。

本書の中では1プレーンスイングという、肩の回転と腕の回転が一致し面が一つのプレーンになるスイングタイプと、2プレーンスイングという肩はほぼ水平に回転し、腕はアップライトで肩とは異なった面 (プレーン)を回転するスイングタイプを例にそれが説明されていますが、どちらのスイングにも現代を代表する名プレイヤーがいて、どちらが正解という訳ではなく、単に違うスイングスタイルであるということが示されています。

このようにゴルフスイングとは一つの正解が存在するのではなく、スイングには様々なスタイルがあることを思い出させてくれる古典は多くのコーチのバイブルになっています。

最新のスイング理論も気になりますが、過去の名著の中にも上達のヒントは存在していますよ。

この記事を書いた人

ゴルフ活動家
ゴルフビジネスに特化したコンサルティング、ゴルフ場のオーナー代理人、ゴルフコース改修プロジェクトマネージャー、人材育成のためのコーチング、セミナーや執筆をしてます。詳しくはプロフィールページをご覧ください。

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