今年で4回目になる名古屋産業大学と、名古屋産業短期大学のゴルフ授業を実施しました。
毎年、夏期集中講座として夏休みの期間中に3日間の日程で開講しています。
スポーツ演習という体育科目に含まれ、学生たちはゴルフの実習を受けることで大学の単位が認定されるというプログラムです。
スナッグゴルフや、練習場を使ったゴルフの授業はありますが、実際のコースを使った本格的なゴルフ授業はかなり珍しいのではないでしょうか?
学生向けのゴルフレッスンについてはこちらの記事でも紹介していますが、小・中学生を対象としたジュニア育成とは違う目的や効果が期待できます。
授業は朝9:10 – 17:50で90分授業5コマを3日間使って行います。
ただ、実際には打球技術だけではなく、ゴルフの概要、歴史、ルール、マナーなども座学で行うため、3日間の合計15コマの中で生徒たちがボールを打って練習できるのは、10コマ程度です。
その限られた時間で、最後3日目の午後には5ホールのラウンドをスコアを記入しながら行うので、かなり速いスピードで上達することが求められます。
学生たちも毎回頑張ってくれているので、これまでは受講した生徒全員がプレーができるレベルで単位を認定しています。
私も毎回、全くのゴルフ未経験者を数時間でプレーできるレベルにするのにどうしたら良いかと悩みますが、4年目になってようやくフォーマットが出来上がってきた感じがします。
また技術以外にもルールやマナーも覚えてもらい、毎回小テストも実施しています。
授業の資料やテストは全てクラウドでスマホに共有するという授業スタイルも人気です。
受講アンケートの評価:
個人的に教育という点では、自分自身がそうだったように、知識の詰め込みよりも体験を通じた学びを重視したいと思いますし、講師がこうしてデジタルデバイスを使い方も示しながら、仕事を魅せるという意識も大切にしています。
ゴルフ人口を考えると、数人、数十人というゴルファーの排出では影響力がまだまだ小さいですが、こうした草の根活動も大切にしながら、少しでも社会に貢献できればと思います。
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