月刊カジュアルゴルフ7月号に掲載されたコラムです。
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世界中のゴルフ場で人手不足!?ゴルフ場で働くとこんなメリットも。
日本でも約55%のゴルフ場が人手不足と言われていますが、同じ問題は世界中で起こっているようです。
グリーンキーパーの社会的評価と福利厚生の向上に取り組むイギリスの業界団体BIGGA(British & International Golf
Greenkeepers Association)がとったアンケートによると、ゴルフ業界の労働力不足は深刻で、特にグリーンキーパーは圧倒的に不足しおり、大きな問題になっていることが分かりました。人手不足の原因として非社会的な労働時間(早起きや週末の労働)や、自然を相手にするため経験や勘といった暗黙知が必要で、一人前のキャリアを積むまでの給料が安いことも理由として上がっています。
またグリーンキーパーは常にコースコンディションづくりに対しての強いプレッシャーに直面し、精神的ダメージを受けてるというデータもが示されました。グリーンキーパーの7割以上がそのプレッシャーから精神面への影響を懸念しているとも回答しており、コロナ禍で世界中でゴルフ人口は増えたものの、その施設を支えるスタッフの確保、特に若い人材が流入しない問題については今後も世界中のゴルフ場の最重要経営課題になりそうです。
ゴルフ場によっては従業員にコースや練習場を無料開放しているので、たまにゴルフ場での打ち合わせを終えて外を見ると、仕事終わりの従業員の皆さんがゴルフを楽しむ姿を見ているといい職場だな〜と思ったりします。ゴルフ好きの方は求人を調べてみては?